
M&Aを知ろう

RESPECT
敵対的M&A
敵対的M&Aの概要をみてみましょう。
パラシュート
パラシュートは、買収した後のコストを高くすることで、買収を思いとどまらせようとする方法です。ゴールデンパラシュートは、現在の取締役の退職慰労金を高額に設定することを言います。買収後は解任されることが多いため、金額を高くしておくことで買収するメリットを少なくします。ただし大きくしすぎても問題となります。ティンパラシュートは従業員の退職金を高額にする方法です。
ポイズンヒル
ポイズンヒルとは、新株予約権をあらかじめ発行しておき、条件が満たされたとき廉価で行使可能にしておく方法です。これにより買収側の持ち株比率を下げることができます。持ち株比率が下がれば会社を所有することができなくなりますので、M&Aを断念させることができます。日本では認められていない方法でしたが、2006年に施行された新会社法で可能となりました。
第三者割当増資
敵対的M&Aへの防御手段はあらかじめ用意しておくものですが、第三者割当増資は緊急手段といえます。買収されそうになったら新規に株を発行し、発行済株式総数を上げることで、買収側の持ち株比率を下げる方法です。通常の株式と違い、指定された第三者のみが購入することができます。しかし新株の発行は既存の株主が持つ株式の価値を下げる可能性があるため、慎重な運用が求められます。
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